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2021/08/23 13:25


GOHNE(ゴーネ)の商品は天然皮革を使用しています。※合成皮革は一切使用しておりません
天然皮革は動物の個体差により一点一点異なった風合いを持っており、これらは鞣しや加工でも避けられない天然素材の証とも言える独特の表情です。天然皮革ならではの魅力としてお楽しみください。


バラキズ


天然皮革 には傷はつきものです。牛同士の喧嘩や引っかいたような傷、虫刺され、怪我などが痕になって現れます。多くの場合が放牧飼育されているため元々傷つきやすい環境にいます。こうして原皮に残った傷跡が革になっても残った物を「バラキズ」といいます。一見、爪で引っかいたように見える痕も中にはあります。

血筋


牛の血管の痕がそのまま色濃く表面に現れたものは血筋(チスジ)と呼ばれ、これの現れ方は一定ではありません。皮膚の薄い部位や、血管が体表近くに浮き出ている部位を使った皮革では、血筋(チスジ)がはっきりと出やすい傾向にあります。一枚の革の中でも、筋状に何本も入る事もあり天然皮革ならではの自然な風合いともいえます。

シワ(トラ)


「トラ」とは、表面にスジのように入っているシワをさします。牛の首から肩にかけてのショルダーと呼ばれる部分ではシワ(通称:トラ)が多く見られることも。「トラ」は天然の革にしか見られず特にナチュラル系やオイル系の革では「トラ」が入ることでワイルドな印象になるので、欧米では革の個性として大変親しまれています。

色ムラ


天然皮革では部位によって繊維の密度や厚さが違うために、染めムラが出ることがあります。動物の年齢や雌雄、生活環境、品種、個体、身体の部位など、あらゆる条件で異りますので、2つとして同じ染め具合の革は存在しません。また、同じ牛の同じ部位にある狭い面積の革でも、斑紋のようにムラができることがあります。

シボ


表面にちりめん状に細かく寄った不規則なシワ模様は「シボ」と呼ばれます。合成皮革を天然らしく演出するために、人工的にシワ模様(シボ)をつける加工もあるほど親しまれる天然皮革ならではの表情です。毛穴の密度の違いでシボの大小があり、これもそれぞれ個性的な表情を生みます。

黒点(ホクロ)

牛にもホクロがあり「黒点」として現れることがありますが、その箇所は千差万別でこれも天然の証のひとつです。

クラック

縫製時にひび割れが生じ、縞模様が革表面に現れることを「クラック」と言います。特にヌメ革ではこの縞模様が顕著に現れることがあります。

裏側の染色ムラ

天然素材の為、薄い部分や厚みのある部分など様々です。そのため染色した際に薄い部分は裏側に色が濃く染み出る場合もございます。